秋田県秋田市 国道13号線茨島交差点近く 対象年令5歳~15歳

「リトル矯正」とは?

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「リトル矯正」とは?

乳歯の歯並びが良い子は要注意!?

矯正治療を必要とする大きな原因は、歯の大きさに対してアゴの骨が小さいことにあります。特に最近の子どもはアゴが小さく、歯が大きい傾向にあるため、狭いスペースに大きな歯が入りきらず、でこぼこの歯並びになってしまうケースが多く見受けられます。また、乳歯は永久歯に比べて小さいので、乳歯の段階で歯並びがよい子は、永久歯になると歯の生えるスペースが足りなくなり、歯列矯正が必要となる可能性が高いと言えます。

土台から矯正する「リトル矯正」とは

「リトル矯正」とは、専用の装置を装着し、アゴの骨の成長をコントロールする矯正治療のことをいいます。歯を動かすのではなく、歯が生えるスペースをひろげることで理想の歯並びを実現しようとするものであり、ほとんどの場合、歯を抜く必要はありません。常に自分の歯で噛める状態で矯正していくので、成長期のお子さまもしっかりと食事をとりながら続けることができます。アゴの骨の柔軟性が高い成長期のお子さまに適した矯正法であり、受け口や出っ歯など、上下のアゴの大きさのアンバランスに起因するさまざまな症状を改善することも可能です。

「リトル矯正」に使用する装置は、上下のアゴの内側に装着します。真ん中に「拡大用ネジ」がついており、一週間に一度、拡大用ネジを自分で回してアゴの骨の幅をひろげていきます。さらに、月に一度、より大きいものに交換していきます。取り外しは自分でできるため、学校で友達に見られたりする心配や、食事時に口元が気になることもなく、お子さまにとって負担が少ない治療法だといえます。食後は通常の歯磨きができるので、口中を清潔に保つことができます。

矯正治療を始める時期

従来、矯正治療は永久歯が生えそろう中学生以上から始めるのが一般的でした。多くの場合は歯にワイヤーを装着し、一本一本を正しい位置に動かすことで矯正していきます。また、アゴの大きさが小さい場合は歯を抜いてスペースを確保することもあります。

一方、「リトル矯正」は、永久歯が生え始める時期(幼稚園年長~小学校低学年ごろ)から始めるのがもっとも適切です。子どもの歯は前歯から生えかわるため、矯正治療は主に前歯を矯正する5~8歳の一期治療と、11歳ごろから成長期が終わるまでの間に奥歯を矯正する二期治療の2段階で行います。お子さまの成長を見ながら治療を進めるため、定期的に来院していただく必要があります。

治療が完了するのは永久歯がすべて生えそろう中学校入学前くらいとなります。開始時期にもよりますが、治療期間は全体で6~7年間くらいはかかるとお考えください。とはいえ、1ヵ月に一度、30分程度の歯科検診を受けるだけなので、日常生活にはそれほど大きな支障はありません。むしろ、幼いうちから歯科検診の習慣がつけば、虫歯の早期発見や正しい歯ブラシ法を身につけることにも役立ちます。実際、虫歯だらけの乳歯で「リトル矯正」を開始し、永久歯が生えそろう頃には虫歯が一本もないきれいな歯並びになっているお子さまが、あいば歯科にはたくさんいらっしゃいます。

「乳歯から矯正なんて子どもに負担がかかるのでは」と考える親御さんもいらっしゃいますが、矯正治療に関しては「早いほど負担が少ない」というのが、あいば歯科の見解です。中学生になると、部活や塾、子ども同士の付き合いなどで忙しくなり、矯正治療にかかる負担は大きくなります。早めに矯正をはじめれば、中学入学前に矯正治療を終えることも可能となりますので、まずは一度ご相談ください。

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